すべての種類のアナログ機器は、専用のCVトラックでシーケンス処理できます。つまり、制御電圧入力、モジュラーシステム、アナログシーケンサーなどを搭載した新旧のシンセサイザーです。Analog Keysの4つのCV/Gate出力は、入力MIDIデータで制御することもできます。これにより、外部MIDI-to-CVコンバーターが不要になります。CV/Gate出力は、パラメーターまたはピッチ(可変スケーリングおよびオフセット可能なV/octおよびHz/V)、エンベロープをトリガーするTrig & Gateパルス(10ボルトまでのレベルのV-trigおよびS-trig)、アナログシーケンサー、ドラムマシン、LFOなどの同期用のおよび繰り返しクロックパルスを制御するための制御電圧を出力できます。CVトラックは、制御電圧として出力できる専用エンベロープとLFOも備えています。
専用CVシーケンサートラックは1つのみですが、どのトラックの音もCV/Gateイベントのソースにすることができます。つまり、外部シンセで内蔵シンセトラックをフォローできるということです。また、CV/Gateの代わりとして、FXトラックで、エフェクトで使用されていない「隠れた」音をホストすることも可能です。基本的に、CVトラックに加えて2番目の独立CV/Gateシーケンサートラックを提供します。
たとえば、2組のCV/Gateを2つの外部アナログシンセに送信することができます。フィルターカットオフや音量といった他のパラメーターをシーケンスするために、1組のCV/Gateに2つのエクストラCVを送信することもできます。各種イベントを開始するために、4つのトリガー信号を送信することもできます。4つの完全に独立したCVを送信することもできます。その中の任意の組み合わせを送信することもできます。ElektronシーケンサーやMIDIの入力を介して、音、パターン、強力なパラメーターロックによる最も効果的な方法で、アナログのスタジオを制御できるようになったのです。